病名 恋煩い

いらなくなって捨てた傘

眠り姫

耳鳴りが止まらない。

外が騒がしい。

私はまだ眠っていたいのに。

 

鳥の囀り 人の声

車の騒音で私は現実に戻される。 

 

正夢の言葉を信じて。

夢を夢として。

一時の幸せを永久と考え過ごしていたい。

 

また一から受け止めないといけないのか。

貴方がいない世界をこの虚無感を。

 

もう十分だ、ずっとこのまま眠っていたい。

眠り続けて、私は夢の中の住人になって

 

もう片時も貴方から離れない。

夢の中は私は自由だから。

否自由でなければならない。

 

叶うから夢ではなく叶わない物を夢と呼ぶのだ。