病名 恋煩い

いらなくなって捨てた傘

何も変わらないお話

貴方のいない人生で

今日も下手な生き方をしている

 

それでも夜は開けるし朝日は昇る

食べるものはちゃんと美味しいし

力強く咲く花は綺麗だし

数少ない友人との何気ない会話は楽しかった

 

貴方がいないだけで

私の繰り返してた毎日は変わらなかった

変わってくれなかった

 

それが何よりも悲しくて悔しかった

私は貴方の愛だけで生かされていたかった

貴方から与えられる物だけで変わりたかった。

貴方の好きな事を好きになりたかった

貴方の中で終わりたかった。